【商業動態統計】22年8月度は1.7%の減少

経済産業省の「商業動態統計」の2022年8月分の確報が公表された。
2022年8月の家電大型専門店販売額は3,635億円で、前年同月比1.7%の減少と2ヶ月連続のマイナスとなった。
商品別に見ると、「AV家電」はビジュアル家電が同9.8%の減少、オーディオ家電が同9.7%の減少となり、AV家電全体では同9.7%の減少となった。
「情報家電」は、情報家電本体が同10.0%の増加、情報家電周辺機器が同7.2%の減少となったため、情報家電全体では同1.2%の増加となった。
「通信家電」は同1.3%の増加、「カメラ類」は同28.7%の増加となった。
「生活家電」は、季節家電が同6.2%の減少、家事家電が3.5%の減少、理美容家電が同2.4%の減少、調理家電が同1.7%の減少となったため、生活家電 全体では同3.6%の減少となった。
「その他」は、住宅設備家電が同2.5%の増加、その他が同4.7%の増加となったため、その他全体は同4.3%の増加となった。調査店舗数は2,664店(前年同月より57店増加)。

8月分の「商品構成比」は以下のとおり。( )は前月
・AV家電  12.8%(11.8%)
・情報家電  20.5%(18.2%)
・通信家電   6.6%(6.6%)
・カメラ類   2.6%( 2.3%)
・生活家電  45.7%(49.7%)
・その他   11.9%(11.3%)

【参考情報】
・ドラッグ        8月の販売額6,774億円(前年同月比5.3%増加・調査店舗数は18,162店)
・ホームセンター     8月の販売額2,742億円(前年同月比1.1%減少・調査店舗数は4,408店)
・コンビニエンスストア   8月の販売額1兆720億円(前年同月比5.2%増加)
・百貨店          8月の販売額3,869億円(前年同月比24.7%増加)
・スーパー         8月の販売額1兆2,907億円(前年同月比0.5%減少)