テレビの出荷台数は2ヶ月ぶりにプラス

電子情報技術産業会(JEITA) は2022年9月度の民生用電子機器の出荷実績を発表した。

9月度の民生用電子機器の国内出荷金額は1,050億円で、前年同月比116.8%となった。部門別では映像機器が484億円で、同107.0%となり3ヶ月連続のプラスになった。オーディオ関連機器は54億円(同85.7%)、カーAVC機器は513億円(同133.4%)となった。

2022年9月度 民生世用電子機器 出荷金額推移

製品別の動向では、薄型テレビが37.3万台(前年同月比105.7%)で、2ヶ月ぶりのプラスとなった。そのうち4K(対応)テレビは22.2万台(同108.9%)で薄型テレビに占める割合は59.6%となった。4K(対応)テレビの出荷金額は329億円で、薄型テレビの出荷金額381億円に占める割合は86.3%となった。
サイズ別の構成比は29型以下が12.0%、30~39型が18.3%、40~49型が28.8%、50型以上が40.9%となった。
有機ELテレビの出荷台数は4.5万台(同97.1%)、出荷金額は94億円となった。
新4K8K衛星放送対応テレビの出荷台数は22.6万台(同107.1%)で、出荷台数は薄型テレビ全体の60.6%に、出荷金額では86.0%となった。発売開始からの累計出荷台数は1,011.6万台となった。
新4K8K衛星放送対応レコーダーの出荷台数は2.3万台(同87.9%)で、発売開始からの累計出荷台数は153,1万台となった。

その他の主な製品の8月度出荷台数は以下のとおり。
●BDレコーダー/プレーヤーは10.7万台(前年同月比85.1%)
●デジタルビデオカメラは2.6万台(同114.0%)
●システムオーディオは7.4万台(同109.3%)
●スピーカーシステムは5.4万台(同63.7%)
●ラジオ受信機は7.0万台(同113.3%)
●ステレオヘッドホンは38.9万台(同85.7%)