6月の出荷台数は4Kテレビ好調で前年比プラス
4Kテレビの出荷台数は前年比36.2%伸長
電子情報技術産業会(JEITA) は2025年6月度の民生用電子機器の出荷実績を発表した。
6月度の民生用電子機器の国内出荷金額は922億円で、前年同月比96.3%と8ヶ月連続のマイナスとなった。
部門別では映像機器が479億円で、同95.2%となり、オーディオ関連機器は49億円(同89.5%)に、カーAVC機器は393億円(同98.6%)となった。

製品別の動向では、薄型テレビが39.4万台(前年同月比106.7%)で、2ヶ月ぶりのプラスになった。
4K(対応)テレビは26.1万台(同136.2%)で薄型テレビに占める割合は66.2%となった。4K(対応)テレビの出荷金額は367億円で、薄型テレビの出荷金額406億円の占める割合は90.4%となった。
サイズ別の構成比は29型以下が6.8%、30~39型が16.2%、40~49型が28.3%、50~59型が31.1%、60型以上が17.5%となった。
有機ELテレビの出荷台数は4.5万台(同83.4%)、出荷金額は98億円となった。
4K8K衛星放送対応テレビの出荷台数は28.0万台(同133.5%)で、出荷台数は薄型テレビ全体の70.9%に、出荷金額では薄型テレビの90.8%となった。発売開始からの累計出荷台数は1,724.4万台となった。
新4K8K衛星放送対応レコーダーの出荷台数は1.3万台(同76.1%)で、発売開始からの累計出荷台数は219.2万台となった。

その他の主な製品の6月度出荷台数は以下のとおり。
●BDレコーダーは4.6万台(前年同月比72.4%)
●システムオーディオは4.4万台(同75.2%)
●スピーカーシステムは4.0万台(同74.0%)
●ラジオ受信機は4.9万台(同101.9%)
●ステレオヘッドホンは25.0万台(同74.1%)
出典元:電子情報技術産業会