2025年の白物家電出荷額は2年連続のプラス
日本電機工業会(JEMA)は2025年(暦年)の民生用電気機器の国内出荷実績を発表した。
2025年計(1月~12月)の国内出荷金額は2兆6,418億円、前年比102.4%と2年連続のプラスとなった。

エアコン需要が全体市場を後押し
JEMAによると全国的な暑さ等によりエアコンの出荷が好調だったこと、また電子レンジは28年ぶりに1,000億円台の出荷金額となった。
民生用電気機器合計では、エアコンがけん引する形で、暦年計では1991年に次ぐ過去2番目の出荷金額になったとしている。

【2025年(暦年)の主要製品の国内出荷台数】
●ルームエアコン
970.5万台(前年比103.8%)で2年連続のプラスとなった。
3年連続で史上最も暑い夏の記録を更新していることもあり、好調だった前年に引き続き、900万台の水準となった。
●冷蔵庫
341.6万台(同102.9%)で6年ぶりのプラスとなった。
冷蔵庫の約4割が「401L以上」の大型タイプとなっている。
●洗濯機
418.5万台(同108.3%)で6年ぶりのプラスとなった。
「ドラム式洗濯乾燥機」は102.9万台で前年比105.0%と、初めて100万台を突破し、暦年では5年連続で最高の出荷台数を更新した。
●掃除機
523.2万台(同97.9%)で2年ぶりのマイナスとなった。
「スティックタイプ(縦型)」は軽量化や吸引力を強化した製品がユーザーの支持を集めており、掃除機に占める構成比は12年連続で伸長し、初めて7割を突破した。
●電子レンジ
325.9万台(同100.4%)で4年ぶりのプラスとなった。
電子レンジの約6割が、幅広い調理機能を備えた「オーブンレンジ」となっている。
●ジャー炊飯器
450.4万台(同99.5%)で5年連続のマイナスとなった。
「IH式」の構成比は7割台で推移している。
●IHクッキングヒーター
62.8万台(同100.9%)で2年ぶりのプラスとなった。
IHクッキングヒーターの95%以上を「2口ビルトイン型」が占めている。
●その他
2025年暦年で出荷台数が伸びたものとして「空気清浄機」(124.7万台・前年比106.6%)、「食器洗い乾燥機」(57.5万台・前年比103.8%)、「電気シェーバー」(485.3万台・前年比101.8%)が挙げられる。
出典元:日本電機工業会
