先月久しぶりにプラスになったテレビの出荷台数が5月は再びマイナスに。AV家電はプラスになるけん引役が不在だ。

4月は前月に続いて通信家電が大幅伸長となったが、その他の商品は伸び悩み前年比1.1％の微増となった。

4月は気温も高くエアコンや冷蔵庫の出荷金額が好調。白物家電全体の需要を押し上げた。

出荷ベースで苦戦が続いていたテレビだが4月は久しぶりに出荷額がプラスに。が、AV家電全体は若干低迷気味だ。

2024年度の白物家電は猛暑などの影響でエアコンが900万台を突破、ヘアドライヤーなどの理美容家電も好調だった。

堅調だった白物家電の出荷額が、6ヶ月ぶりにマイナスに。けん引してきたエアコンが微減だったのが響いた。

3月の民生用電子機器の出荷統計では、出荷額が5ヶ月連続のマイナス。テレビの出荷台数も微減が続いている。

2月は気温の低下でエアコンなどの季節家電が好調に推移。前年同月比はほぼ横ばいながら白物の出荷額は5ヶ月連続プラスに。

前年は微増傾向だったテレビの出荷台数が頭打ち。2ヶ月連続のマイナスとなった。

インフルエンザ等の流行で空気清浄機能付きエアコンや空気清浄機の人気が高まる。主要大型家電が好調で出荷額は堅調だ。