テレビの出荷台数は2ヶ月連続プラス

映像機器の出荷額は3ヶ月連続のプラスへ

電子情報技術産業会(JEITA) は2024年8月度の民生用電子機器の出荷実績を発表した。
8月度の民生用電子機器の国内出荷金額は820億円で、前年同月比101.8%と2ヶ月連続のプラスとなった。
部門別では映像機器が431億円で、同112.8%となり、3ヶ月連続のプラスになった。オーディオ関連機器は46億円(同73.7%)に、カーAVC機器は343億円(同95.0%)となった。

民生用電子機器 国内出荷金額推移 2024年8月

製品別の動向では、薄型テレビが32.6万台(前年同月比102.9%)で、2ヶ月連続のプラスとなった。
4K(対応)テレビは17.5万台(同89.8%)で薄型テレビに占める割合は53.7%となった。4K(対応)テレビの出荷金額は297億円で、薄型テレビの出荷金額354億円に占める割合は84.0%となった。
サイズ別の構成比は29型以下が11.1%、30~39型が19.4%、40~49型が27.7%、50型以上が41.8%となった。
有機ELテレビの出荷台数は3.0万台(同69.4%)、出荷金額は81億円となった。
新4K8K衛星放送対応テレビの出荷台数は19.0万台(同97.8%)で、出荷台数は薄型テレビ全体の58.5%に、出荷金額では薄型テレビの85.9%となった。発売開始からの累計出荷台数は1,505.3万台となった。
新4K8K衛星放送対応レコーダーの出荷台数は1.6万台(同112.2%)で、発売開始からの累計出荷台数は199.5万台となった。

大画面テレビ 有機ELテレビ

その他の主な製品の8月度出荷台数は以下のとおり。
●BDレコーダー/プレーヤーは7.1万台(前年同月比83.9%)
●デジタルビデオカメラは0.8万台(同84.9%)
●システムオーディオは4.3万台(同74.5%)
●スピーカーシステムは3.4万台(同85.8%)
●ラジオ受信機は7.5万台(同129.3%)
●ステレオヘッドホンは31.0万台(同79.7%)

出典元:電子情報技術産業会