12月のテレビ出荷台数は前年比2.0%増
映像機器の出荷額は4%増加
電子情報技術産業会(JEITA) は2024年12月度の民生用電子機器の出荷実績を発表した。
12月度の民生用電子機器の国内出荷金額は1,047億円で、前年同月比97.9%と2ヶ月連続のマイナスとなった。
部門別では映像機器が606億円で、同104.0%となり、オーディオ関連機器は74億円(同87.3%)に、AVC機器は367億円(同91.3%)となった。

製品別の動向では、薄型テレビが51.8万台(前年同月比102.0%)で、6ヶ月連続のプラスになった。
4K(対応)テレビは27.8万台(同97.9%)で薄型テレビに占める割合は53.8%となった。4K(対応)テレビの出荷金額は388億円で、薄型テレビの出荷金額478億円に占める割合は81.2%となった。
サイズ別の構成比は29型以下が8.9%、30~39型が19.3%、40~49型が28.1%、50型以上が43.7%となった。
有機ELテレビの出荷台数は4.7万台(同74.8%)、出荷金額は99億円となった。
新4K8K衛星放送対応テレビの出荷台数は31.3万台(同99.0%)で、出荷台数は薄型テレビ全体の60.0%に、出荷金額では薄型テレビの84.3%となった。発売開始からの累計出荷台数は1,604.8万台となった。
新4K8K衛星放送対応レコーダーの出荷台数は5.4万台(同84.5%)で、発売開始からの累計出荷台数は210.5万台となった。

その他の主な製品の12月度出荷台数は以下のとおり。
●BDレコーダー/プレーヤーは14.6万台(前年同月比80.0%)
●システムオーディオは8.7万台(同87.9%)
●スピーカーシステムは6.8万台(同86.5%)
●ラジオ受信機は6.9万台(同102.5%)
●ステレオヘッドホンは35.7万台(同87.6%)
出典元:電子情報技術産業会