【商業動態統計】23年1月は0.3%の減少

ほぼ横ばいから5ヶ月ぶりにマイナスに

経済産業省の「商業動態統計」の2023年1月分の確報が公表された。
2023年1月の家電大型専門店販売額は4,184億円で、前年同月比0.3%の減少と5ヶ月ぶりのマイナスになった。

商業動態統計 2023年1月
AV家電と生活家電がマイナス

商品別に見ると、「AV家電」はビジュアル家電が前年同月比8.6%の減少、オーディオ家電が同0.3%の増加となり、AV家電全体では同6.4%の減少となった。
「情報家電」は、情報家電本体が同11.5%の増加、情報家電周辺機器が同5.4%の減少となったため、情報家電全体では同3.9%の増加となった。
「通信家電」は同13.8%の増加となり、「カメラ類」は同8.9%の増加となった。
「生活家電」は、季節家電が同11.6%の減少、調理家電が同0.7%の減少、家事家電が同4.8%の減少、理美容家電が同4.6%の増加となったため、生活家電全体では同4.2%の減少となった。
「その他」は、住宅設備家電が同2.3%の増加、その他が同2.6%の増加と引き続き好調であり、その他全体は同2.5%の増加となった。調査店舗数は2,667店(前年同月より31店増加)。

1月分の「商品構成比」は以下のとおり。( )は前月

AV家電 13.6%(13.7%)
情報家電23.6%(25.4%)
通信家電 8.6%(6.5%)
カメラ類2.3%( 2.3%)
生活家電41.1%(39.9%)
その他10.8%(12.2%)

【参考情報】

ドラッグストア1月の販売額6,482億円(前年同月比5.0%増加)
ホームセンター1月の販売額2,469億円(前年同月比1.4%減少)
コンビニエンスストア1月の販売額9,924億円(前年同月比4.1%増加)
百貨店1月の販売額4,764億円(前年同月比14.4%増加)
スーパー1月の販売額1兆2,916億円(前年同月比2.5%増加)